IT人材向け自律的キャリア支援に関する研究 ―キャリア自律行動因子に着目して―

要旨

IT業界に特化した問題として、キャリア形成を目的としたスキル開発行動が、
数年後の現場技術のスタンダードとしての陳腐化する問題や、転職の機会に際し、
家庭の事情や希望の職種に巡り合えない現状の方が多く、それが自律キャ
リアの形成の障害となる事が多い。先行研究より導き出されたキャリア
形成の行動因子三つの観点とクラスター分類に着目し、個別行動因子を元に
被験者をそれぞれのクラスターに分類しキャリア形成支援を実施する事で、
クラスター間の移動が発生するメカニズムを掘り下げて研究を進めた。
また研究を重ねていく中で、画一的な自律キャリアに関する支援方法についても検討も行った。
研究の結果、キャリア形成を思考する人材を、行動に移させる為の心の初動を与え、
被験者にキャリア形成を自律的に行わせる方向へ進める、志向への切り替えが重要であると結論に至った。

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