GISを用いた歴史資料分析の可能性 ~近世大坂三大大火を事例に~

要旨

要旨:古地図に基づく正確な距離や面積の算出や、過去と現在の地図の重ね合わせは各図面の地理空間座標が統一されていないこともあり、容易でない。しかしGIS上で統一した地理空間座標を与えることでこれらが可能になる。  本研究では事例として近世大坂三大大火を取り上げ、史料や現代の地図との重ね合わせによって、推定罹災面積や延焼距離の算出、罹災地域に対応する現在の地域の特定が容易に可能であることを例示する。さらに歴史史料研究の分野でGISを活用する可能性と課題について述べる。
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