書誌ユーティリティにおける総合目録の品質管理の実証的研究─総合目録データベースNACSIS-CATにおける書誌レコード調整の記録分析を通して─

要旨

国立情報学研究所が運営する総合目録データベースNACSIS-CATは、全国大学等を中心とする書誌ユーティリティとして、全国学術情報流通の情報基盤としてその位置を確立している。2006年末の接続館数は1,145館、累積所蔵登録件数は約8,295万件に達する巨大データベースである。しかし、接続館の増加及び書誌等の蓄積増大に比例して、書誌レコード調整の増加、調整内容の変容が生じている。本研究は、中規模大学図書館における書誌レコード調整の記録を実証的に分析し、その類型化を行うことで、レコード調整の必要性が発生する原因を究明し、目録担当者の負担軽減、また、NACSIS-CAT品質管理維持のための解決策を模索するものである。また、総合目録データベースの研修などで実施されている、目録講習会において、目録担当者が習得する必要がある内容をコンパクトに整理し、その中身を提示する。
PDF (English)