著作権法と図書館:著作権契約と市場流通モデル

要旨

ネットワークの普及とデジタル・コンテンツの拡大は,「消尽」の論理を揺るがし,情報流通モデルも大きく変化している。知的財産権法の一部としての著作権法も,この変化に対応しつつあり,その動向に絶えず注目しておく必要がある。ネットワーク及びデジタル時代における著作権法と図書館について,著作権契約と市場流通モデルについて考察した。 はじめに,著作権政策の動向とその背景を把握し,図書館とのかかわりについて概観する。次に,コンテンツ流通と資源回収モデルについて考察したのち,流通モデルの視点,及び,「公共経済学」的視点から,コンテンツ流通と図書館サービスについて考察する。最後に,これからの図書館戦略について提言を行いたい。
PDF (English)