看護師の情報収集行動における図書館利用

要旨

看護師の研究における情報収集行動において困難さや挫折感があることが度々報告されている。この背景には、看護基礎教育機関における図書館利用や情報リテラシー教育の経験が卒後の図書館利用や研究に伴う文献検索における困難さの要因となっているのではないかと考え、一定の環境下での学歴別図書館利用実態について調査した。その結果、学歴によって分けた群に応じて、情報収集行動に伴う図書館利用や文献データベース利用に対する認知度や経験に有意な差があった。以上のことから、看護基礎教育機関における図書館利用は、看護師の卒後の情報収集行動に影響を与え、看護研究に困難さを感じさせる要因となることが示唆された。
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